誰にも世話にならず「ころり」と旅立ちたいものです。

ピンピンころり会では素敵な旅立ちをされた方々の実話を募集しています。又、ピンピンころりと旅立てる研究生「ピンピンころり会員」を募集しています。

実話　素敵な旅立ち

　彼女は四国、肱川の源流にある小田深山の大自然に90歳まで一人暮らしをしていました。90歳を期に松山市の息子の家に同居することになり、元気で穏やかな毎日を孫たちに振りまいておりました。

　94歳の誕生日を元気に迎えました。おばーさんの誕生会に子供全員と孫たちが集いました。

　先ずおばーさんは嫁のお料理の腕を誉め、感謝を述べました。次に子供たち、孫たち一人ひとりに幼い日のいたずらや、失敗談、思い出を語り笑いと感動に満ちた時間を過ごしました。自分で風呂に入り、誕生日に贈られたマッサラの浴衣に着替え長女と枕を並べて休みました。夜遅くまで思い出話をしました。

　翌朝お目覚めが遅いので長男が、おばーさんを起こしに行きました。おばーさんは花降る4月、花園の真中を銀河鉄道でハンカチを振りながら、ぬくもりを残して旅立たれたところでした。

「母は人生の達人でした、そして旅立ちの大名人でした。｣息子さんの言葉です。

会員の皆さんとは「ころり旅立ち健康法」の集いを毎月1回開き、また、｢人生ピンピンころり旅」旅行を企画、実行しております。 

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